レッドブルが最も優先すべき改善点は「よりドライバーに優しいマシンを作ること」 F1界OBデザイナーが提言

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 その中では、現在のレッドブルに対し、「完全に“フェルスタッペン頼み”のチーム」と説くアンダーソン氏が、「1人のドライバーが全てを背負っていても、コンストラクターズチャンピオンにはなれない。フェルスタッペンは1台しか運転できないからね」などと指摘。続けて、「クリスチャン・ホーナーがチーム代表から外された今、レッドブルは立ち止まって、何が間違っているのか現実を直視し、再編成する必要がある。私はホーナーを責めているわけではないが、時には全員を目覚めさせ、行動に移させるための“大きな衝撃”が必要だ」などと提言している。

 さらに、アンダーソン氏からは、「その意味で、レッドブルが最も優先すべき改善点は、よりドライバーに優しいマシンを作ることだ。それが実現すれば、再び2台体制のチームとなり、フェルスタッペンもより速く、より安定した走りができるだろう」といった言葉も発せられている。

 アンダーソン氏が挙げた“解決策”を伝える同メディアは、新指揮官の手腕にも期待を寄せ、「フランス人のメキースは、25歳のツノダが持つ才能を理解しており、在任中に彼をないがしろにすることはないだろう」などと主張。さらに、メキース代表の就任がマシン性能向上のカギになるとも見込んでおり、「ツノダのパフォーマンスが向上すれば、より良いデータを得られるようになり、それはフェルスタッペンにとっても有益となり、タイトル争いを維持する助けになる」と綴っている。

 チーム内部が揺れ続け迎える後半戦、レッドブルの2台のマシンに変化はみられるか。現地時間7月25日開幕のベルギーGPから、上位再浮上を目指す戦いが始まる。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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