巨人24歳内野手は「気持ちで打っている」新リードオフマン、タイムリーに、堅守まで「これからのジャイアンツに必要」

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増田陸は打席でも粘り強い姿勢を示している(C)産経新聞社

 巨人は5月25日のヤクルト戦(東京ドーム)に5-2と勝利。中4日で登板した先発の戸郷翔征が今季7度目の挑戦で待望の初勝利にたどりついた。

【動画】増田陸はこの日も粘りながら、ヤクルト先発アビラからタイムリーをマークした

 先発した戸郷はヤクルト打線に粘り強く投げ続けた。3-0の3回には二死から3連打を許し、ホセ・オスナに2点適時打を浴びた。それでも持ち味の直球の質にこだわり、宝刀フォークで空振り三振を奪った。6回7安打2失点、108球の熱投。試合後のヒーローインタビューでは支えてくれた人々に感謝の気持ちを伝えた。

 またこの試合では「1番・一塁」で先発した増田陸が2点リードの2回二死二塁の打席でカウント2-2からペドロ・アビラの外角低めカーブを捉え、左前適時打をマーク。貴重な3点目を奪った。

 5月21日の阪神戦(甲子園)から大事なリードオフマンを託されており、2番に座る門脇誠とともに、攻撃的1番としてチームを盛り立てている。

 ファースト守備でも堅守で知られ、この点でもチームを支えている。 
 
 18年ドラフト2位入団、パンチ力ある打撃が持ち味もここ数年は1軍でも出場機会が少なく、背水の2025シーズンでしっかり食らいつく姿勢を示し続けている。

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