“元ペア”だから「やっちゃいけない」と押し殺した感情 高橋成美が“りくりゅう”の快挙に涙したワケ「誰も覚えてくれなくていい」
この冬に列島で大フィーバーを巻き起こした「りくりゅう」(C)Getty Images
かつてペアを組み、苦楽を共にしたからこそ、特別な感情が沸き上がった。
去る2月22日に無事に閉幕したミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケート・ペアで、三浦璃来・木原龍一組は見事に金メダルを獲得。結成5年で世界の頂に立った名コンビに日本列島では“りくりゅうブーム”が巻き起こった。
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お茶の間でも話題をさらった二人の存在は、かつての仲間にとってもまばゆく映っていた。大会終了から間もない2月26日にTBS系「ひるおび」に出演した木原の元パートナーである高橋成美さんが、感極まる一幕があった。
2014年ソチ五輪に出場しながら翌15年に「さらなる成長の追求」を理由に木原とのペアを解消していた高橋。今大会を解説者として見届けていた彼女は、何気ない一言で涙腺が崩壊した。
キッカケは、番組にゲスト出演していた安藤美姫さんの言葉だった。高橋、そして“りくりゅう”の苦労も知るレジェンドは、「今だからこそペアスケートで金メダルっていう本当に素晴らしい功績を上げたからこそ注目されていると思うんですけど、木原選手が今あるのって、ここにいる高橋さんが最初のパートナーだったからだと私はすごく思っているんですね」と切り出し、こう続けた。
「彼(木原)の未熟なところを、もう出来上がっていた選手(高橋)が支えていたからこそ、オリンピック代表にもなれたんだと思う。日本人で初めてペアで日本代表としてメダルを日本にもたらしたのは彼女が一番。それにペアスケートの道を開いたのは高橋さん。だから私は、彼が高橋さんに出会わなければこの道は開かれていないと、正直思っています」







