【阪神】前川昇格以外にも注目される最速155キロ、24歳ロマン腕の再合流 救援陣不振の中…「剛腕、頼んだぞ!」
木下は最速155キロと投げっぷりの良さで知られる(C)産経新聞社
NPB(日本野球機構)は17日の公示を発表。阪神は前川右京と木下里都を1軍登録した。
前日16日に救援の湯浅京己、岩貞祐太が抹消となっていた。
【動画】阪神ドラ3、木下はオースティンから空振り三振!剛腕ぶりも注目されている
開幕戦を「6番・左翼」で先発した前川は4月は打率.308と好調をキープするも5月に入って、打率.093と急失速。
5月22日に2年ぶりとなるファーム落ちとなると再びの上昇気流をつかむために必死にバットを振った。ファームでは13試合に出場、打率.390、1本塁打、7打点。
また投手ではドラフト3位ルーキーの木下里都が6月1日に登録抹消となって以来の再昇格となった。
5月29日のDeNA戦(甲子園)でプロ初登板。3点ビハインドの9回に3番手として登板すると、先頭、昨年の首位打者、タイラー・オースティンをスライダーで空振り三振に。続く度会隆輝には155キロの速球を左翼線へ運ばれ、守備も乱れ、三塁打とされる。
一死三塁の場面で山本祐大に左犠飛を許し、失点。最後は柴田竜拓をニゴロに打ち取った。1回1安打1奪三振1失点。
プロ初登板は失点を許すもたくましい下半身から繰り出す、155キロの剛腕ぶりで猛虎ファンに強く印象づけた。2軍降格後は3試合に投げ、4回無失点としっかり調整してきた。
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