「2000万ユーロは正当化された」“こじ開けている”堂安律を独メディアが激賞 一方でロッベンを彷彿とさせる一撃から“問題点”も指摘
パフォーマンスへの賛辞を綴る同メディアだが、ここまで披露しているプレーについて、「喜ばしい場面である一方、問題点も浮き彫りになる。決定機はドウアン自身が作り出しているという点だ」と主張。個人でのチャンス創出が目立つと強調し、シュートコースやゴールを「こじ開けている」と訴える。
また、「ドウアンは多彩な特長を持ち、複数の方法で起用可能な選手」と評しながら、同メディアは、「スピードに乗り、前方にスペースがあれば反則なしで止めるのは難しい。加えて、日本代表62キャップの彼は、コンビネーションの中でも輝き、味方を危険なエリアへ導くことができる」としてアタッカーとしてのスキルの高さを指摘する。
同メディアはフライブルク時代の様に、味方との連動によって良い位置でボールを受けられる環境を整える必要があると説いており、その上で、「ドウアンをより効果的にチームへ組み込むこと――それが後半戦の鍵となる」などと見通している。
まだシーズンはこれから折り返しを迎え、クラブはチャンピオンズリーグのゲームも残している。その中で、堂安をどれだけ機能させることが出来るか。まさに、日本人MFはフランクフルト躍進のキーマンとなりつつあるようだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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