RIZIN参戦は「親のおかげ」 カズ次男・孝太が涙の吐露 BD戦士に卒倒KO負けで赤裸々告白「自分はふさわしくない」
冨澤の強烈な膝を受け、リングに沈んだ三浦。(C)RIZIN FF
こみ上げる涙を抑えることはできなかった。12月31日にさいたまスーパーアリーナで行われた格闘技イベント「RIZIN DECADE」の第1部「RIZIN番外地」第4試合で、冨澤大智(フリー)に初回1分53秒で敗れた三浦孝太(BRAVE)だ。
【動画】冨澤大智の膝を被弾…三浦孝太の失神KOシーンをチェック
朝倉未来と平本連の“代理戦争”で、平本軍の一員としてリングに立った三浦だったが、試合はあっという間に終わった。冨澤に左ストレートで膝をつかされると、直後にタックルにいったところでカウンターの左膝を被弾。渾身の一撃を顎にモロに受けて卒倒した三浦は、リング上でなかなか起き上がれず。悔し涙を流した。
相手はブレイキングダウンの実力者であるとはいえ、MMAデビュー戦。しかも「いい試合ができそうだなと思いました」と指名したのは三浦の方だった。しかし、結果は衝撃の113秒失神KOである。昨年の大みそかに喫した皇治戦の2回TKO負けに続くプロ3連敗と、格闘家としてのキャリアは岐路にあると言っていい。
父は言わずと知れた日本サッカー界のレジェンド。ゆえにサッカーボールキックによるTKO勝利を飾ったデビュー当時に「キングカズの息子は凄い」と大衆の関心は集まった。しかし、その異彩も直近試合内容からどこかかすんでしまう。
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