カジサックも注目。RIZIN榊原CEOがシバターVS久保の八百長疑惑騒動に関する見解を公開
年明けから格闘技界の話題を独占していた「シバター問題」に大会を主催したRIZINが見解を示した。大晦日にさいたまスーパーアリーナで行われた「RIZIN.33」でのYouTuberのシバターVS元K-1ウエルター級王者の久保優太における八百長疑惑騒動。一連の「事前打ち合わせ」を巡る問題について、沈黙を保ってきたRIZINの榊原信行CEOが11日、RIZINの公式YouTubeチャンネルにて動画を公開した。
まず榊原CEOは、対応が今日になった理由について「冷静に両選手に時間をかけてヒアリングして。契約書に基づいて弁護士の先生とも話をし、10日間、いろんなことを精査した」と説明。
続いて自身の見解を約30分の動画で述べた。
今回の動画で語られた要点は以下の通り。
1)これまでも八百長は1試合もない。100%リアルファイトである。
2)契約書には無気力試合・八百長禁止の規定はあるが選手間での連絡の規定はない。
3)今回、誰に対しても処分を与えることはない。
4)再発防止のため契約書を改善し選手にも指導する。
5)今後も話題性のあるカードを引き続き組む。小さくまとまる気はない。
世間の注目を集めた、今回の「シバター問題」をRIZIN側がどう裁くかが注目を集めていたが、同CEOは今回の騒動で両者に処分を与えることはないと明言。さらに今後は一連の騒動の元となった選手間の事前内容の話し合いの禁止や、選手のSNS運用についても一定のルールを設けることを明かした。