35歳で価値が爆騰! ド軍も狙う争奪戦で74億円超えの予測も 米メディアが伝えた元阪神守護神の現状「異論を唱えるのは難しい」
今オフにFAとなったスアレス。ドジャースも獲得を狙う男の価値は急騰している(C)Getty Images
ワールドシリーズ3連覇に向けた“課題”の補填に、元NPB助っ人の存在が注目を集めている。
現地時間12月4日、米メディア『The Athletic』のケイティ・ウー記者は、今オフにパドレスからFAとなったロベルト・スアレスの去就について、「ドジャースは獲得に興味を示している球団の一つだ」と報じた。
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来年3月に35歳となるベテラン右腕だが、実力に衰えは見られない。2022年に阪神からパドレスに移籍したスアレスは、直近2シーズンで成績が安定。24年が36セーブ、25年はナ・リーグ最多の40セーブをマーク。過去2年間での通算76セーブはMLB最多だ。
とりわけ25年の成績は圧巻で、自己最多となる69と2/3イニングを投げ、防御率2.97を記録。4シームの平均球速が98.6マイル(約158.6キロ)になる球威を維持しながら、与四球率は5.9%と低く、支配的な投球を披露した。
ドジャースの救援陣にタレントがいないわけではない。現有戦力でも4年7200万ドル(約110億円)で獲得したタナー・スコット、アレックス・ベシア、ブレーク・トライネンなどネームバリューのある選手はいる。しかし、いずれも安定感に欠ける上に、故障の懸念が付きまとい、不安は否めない。
ゆえに、ここ数年で大きな故障もなく活躍ができているスアレスの獲得は「理にかなっている」というわけである。





