異次元さは桁違い ソフトバンクとオスナの「大型契約」はMLBでも“9人しかいない”規模だった
その顔触れは、まさに多士済々。昨年11月にメッツと救援投手史上最高額となる5年1億200万ドル(約150億円)の契約を結んだエドウィン・ディアスを筆頭に、元阪神のロベルト・スアレス(パドレス)、リアム・ヘンドリックス(ホワイトソックス)、ライセル・イグレシアスなどメジャーリーグでも随一の実力を誇るタレントばかりなのである。
右ヒジの損傷で長期欠場を余儀なくされたものの、アストロズで守護神を務めるなどメジャー史上最年少100セーブに到達したオスナの実力はメジャー屈指。さらに先述の今季成績を見ても、ソフトバンクの評価は妥当と言えよう。
とはいえ、だ。米球界でも少ない規模の契約を提示できるソフトバンクの資金力には驚くほかにない。小久保裕紀新監督が10月の就任会見で「いなかったら話にならない」と強調した守護神に対する誠意の証ではあるが、昨オフに「異次元の補強」を展開した常勝軍団は、やはり次元が違う。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】FA戦線に影響は? 再建を図る小久保ソフトバンクのオスナ電撃残留に海外メディアも驚嘆「キャリアを成功させている」
【関連記事】巨人とソフトバンクの1対2トレードはどちらが”得”をしたのか 早々に動いた両軍のチーム事情を考える
【関連記事】ソフトバンクの大量戦力外は“宝の山”か 球界OBが「相当な逸材」「センス抜群」と評価する選手の名前
1 2