球団は先発と見なすも、周囲は方針に「疑問」 今春防御率13.50は怪物復活に向けた“犠牲”か 真価を問われる佐々木朗希の現在地

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今春は自身の課題と向き合いながら先発として再挑戦をしている佐々木(C)Getty Images

奪三振率こそ13.50と圧巻だが…

 完全復活に向けた貴重な研鑽の春なのか、はたまた、試練の春なのか。ドジャースの佐々木朗希が真価を問われている。

 現地時間3月17日、ベネズエラ代表が米国代表との熱戦を制したワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝が行われた真裏で、佐々木は米アリゾナ州でのロイヤルズ戦に登板を果たした。

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 はたして結果は芳しくはなかった。2つの奪三振を記録した初回から99.3マイル(約159.8キロ)を計測するなど上々の立ち上がりを見せた佐々木だったが、3回に1死から3者連続四球と制球を乱して降板。オープン戦の特別ルールによって4回から再び登板したが、1死無塁の局面でケビン・ニューマンに中前安打を許してペースト乱すと、続くエリアス・ディアスに左越えの2ランを被弾。その後は同回を無失点で切り抜けたものの、5回の先頭に左中間フェンス直撃の二塁打を浴びたところで2度目の降板をした。

 結局、この日は計71球を投げてストライク率は53.5%。被安打4、3失点。5三振を奪ったのは見事だったが、4四球を与えるなど制球面での課題が残る形となった。

 抑えに回った昨シーズン終盤の経験をふまえ、先発として再挑戦する覚悟を決めた今春。「大前提としてロウキの強みを殺してはいけない」(マーク・プライアー投手コーチ談)とするチーム首脳陣とも試行錯誤を繰り返しながら、スプリングトレーニングで地力を高める道を歩んでいる。

 しかし、ここまでオープン戦3登板では、奪三振率こそ13.50と圧巻だが、防御率13.50、WHIP2.70、被打率.310、与四球率12.15と良好とは言い難い数字が並ぶ。

 無論、あくまで開幕前の調整期間での結果。しかも、計6.2イニングというスモールサンプルではある。そこは当人も米メディア『Dodgers Nation』で「いろいろな課題というのは投げて出るものだと思うので、そこに関しては、この時期にたくさん出てほしいなと思っています」と前を向く。

 さらに佐々木の現状に対する評価を問われたデーブ・ロバーツ監督も「状況が変わる可能性はあるが、キャンプが終わる前に変わるとは思わない」と断言。「彼を今まで以上に成長させていくことが重要になる。我々にとっては、彼を先発と見なしている。だから、成功するためのあらゆる機会を与えていく」と力説した。

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