MLB公式が開幕前の各賞予想を「答え合わせ」 ナ・リーグ新人王予想を大きく裏切ったのは日本が誇る「令和の怪物」
「特に制球は不安定で、34回1/3を投げて四球(22)と奪三振(24)はほぼ同じ数だった。空振り率(20.4%)もあまり良くなかった」
その後、リハビリ期間中にチーム事情から救援転向を打診され、これを受け入れた。ポストシーズンではブルペンに弱みを抱えるチームの救世主として大車輪の活躍。ワイルドカードシリーズから地区シリーズ、ナ・リーグ優勝決定シリーズ、ワールドシリーズと投げ続け、計9試合に登板して3セーブ2ホールド、防御率0.84という数字を残した。
「ワールドチャンピオンに貢献し、終盤のリリーバーとしてインパクトを与えたかもしれない。それでもルーキーイヤーは全体的に期待外れだった。来年は先発へ再転向する見込みで、どんな投球をみせてくれるのか」
右肩の故障や、慣れないボール、マウンド、起用法と適応を迫られた1年目を経て、来季は春季キャンプから先発投手としての調整を進める方針だ。ポテンシャルの片鱗もしっかりのぞかせた令和の怪物の2年目は、いよいよ真価が問われることになる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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