メジャーの壁にぶつかる佐々木朗希は「交代せざるをえない」 ド軍OBが降板に泣く怪物を叱咤「自分らしさを出せばいい」
地元スポーツ専門局『Sports Net LA』の解説者で、MLB通算204勝を挙げた大投手オーレル・ハーシュハイザー氏は「フリーパスを与えたツケを払わされた。フリーパスを与えると、失点の可能性が大幅に増えるんだ」と、走者を警戒せず、どこか集中を欠いていた投球姿勢に苦言。
さらにハーシュハイザー氏は41球を要した初回の内容を問題視。「40球を超えてしまうと、この登板そのものを挽回することは難しくなってしまう。なぜなら、彼の将来を守る為にデーブ・ロバーツは交代せざるをえないからね」とシビアに評した。
もっとも、この日もチーム自体は好調。5回に逆転したドジャースは7-3でタイガースを退け、1981年以来となる開幕5連勝を飾っている。
そうしたチーム状況をふまえ、往年の大投手は、佐々木に檄を飛ばしてもいる。
「彼は東京でのマウンドよりも良くならなきゃいけないと思っているのかもしれないが、今はその必要はない。ドジャースは彼が優れた投手だから契約をしたんだ。だから、ロウキは自分らしさってものを出せばいいんだよ」
MLB204勝の名投手の言葉は、佐々木の胸にどう響くか。ここからの成長に期待したい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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