崩壊寸前のブルペン陣が激変 グラスノー&佐々木を抜擢したド軍の豪華継投策に米記者も仰天「明白な弱点が、突如として強みに」

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 この地区シリーズからは、ロースターにクレイトン・カーショウが登録され、ブルペン人員として待機している。そうした力のある先発投手をリリーバーとして抜擢するのは、開幕前に中継ぎを補填したドジャースにとっては“誤算”だろう。ただ、一方で球界屈指のタレント陣を要する“銀河系軍団”らしいチーム力を物語る起用法とも言えよう。

 実際、現地記者もドジャースの新たな起用法に驚きを隠さない。米紙『USA Today』のボブ・ナイチンゲール記者は「なぁ、崩壊寸前の恐ろしいブルペンを持つのは、ドジャースじゃなかったのか?」と指摘。「ロバーツは9回すらも誰を信頼できるのかさえわからなかったのではないか? ドジャースは、自分たちの明白な弱点が、突如として強みに変わる可能性があることを皆に知らせた」とリポートしている。

 突如して脅威となっているドジャースのブルペン陣。課題だった穴を豪快に補填したチームは、一気に世界一まで駆け上がってしまうのだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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