無双状態の佐々木朗希は「他チームに非情な手品を仕掛けたように感じる」 ドジャース専門メディア「これは公平なのか?」
救援登板で無双状態に入っている佐々木朗希(C)Getty Images
ドジャースの佐々木朗希が無双状態に入った。現地時間10月9日の本拠地ドジャースタジアムで行われたフィリーズとのナ・リーグ地区シリーズ第4戦に8回から救援登板。3回36球を投げ、無安打無失点のパーフェクト投球を披露した。
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ポストシーズンではクローザーを含め、重要な局面でのリリーフが続く右腕は、4登板で5回1/3を1安打5奪三振。無四死球と盤石の安定感を誇る。ストレートは常時100マイル(約160.9キロ)前後を計測。右肩のインピンジメント症候群に悩まされ、球速低下が心配された頃の姿は、もう見られない。
ドジャース専門メディア『Dodgers Way』は、「ドジャースが佐々木朗希で他チームに非情な手品を仕掛けたように感じる」と題した記事を掲載。そして、副題には「これは公平なのか?」と添えている。
記事では自慢の速球に加え、毎分わずか427回転の鋭いフォークボールにも触れている。3イニングの完全投球で「ポストシーズンの成功がフロックではないことを証明した」と記し、こう続けた。
「これら全ての結果が、シーズン序盤には他球団から笑われ、わずか1ヶ月前には彼のルーキーシーズンが完全に失敗に終わるかのように見えた投手によるものだ。これは彼を信じ続けた(しかし、正直に言ってそう言える人がいるだろうか?)人物の功績であり、そしてドジャースの投手コーチ陣の指導力の賜物でもある」






