米球界の評価がガラリと変貌 “実力不足の怪物”から“究極の武器”になった佐々木朗希の成長「彼も人間。奇妙な年を過ごした」

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「もうササキは十分に証明した」

 また、「あの夜、フィリーズはきっとこう思っていた。『早く降板してくれ。もう俺たちは何もできないぞ』ってね。ササキは一夜にして問題を解決したんだ」と訴える番組ホストを務めるクリス・ローズ氏から「これからもササキは複数イニングを投げると思うかい?」と問われたプルーフ氏は、「たぶん、もっときつい場面、なんとかピンチを切り抜けたい場面で投入されていくと思う」と指摘。そして、今の佐々木の価値を次のように断言している。

「もうササキは十分に証明した。ブルペンから試合に行くことにも大きな自信を持っているように見える。登板までの流れも少しは楽に感じているはずだよ。とにかくドジャースは重要な駒を見つけたね。勝ちパターンを担う投手がハイプレッシャーの局面で3イニングも投げられるなんて、ポストシーズンで究極の武器だろ」

 さらに「正直に言えば、今季に見た中で一番衝撃的な出来事だったかもしれない」と強調するプルーフ氏は、こうも論じている。

「もっとちゃんとこのことを議論すべきかもしれない。今のササキのパフォーマンスがどれほど凄いのかってね。彼がドジャースに入った時には、日本での数字や成績を見て、誰もが『当たり前に活躍する』と決めつけていた。だけど、彼も人間だ。簡単じゃない奇妙な1年を過ごした。それでも1年で最も重圧のかかる中で、新しい役割を完璧にこなしている。この事実はもっと話題にすべきだ」

 チーム内で信頼される“鉄壁リリーバー”として声価を高めるまでに変貌を遂げた佐々木。その存在はドジャースの快進撃に、小さくない影響を及ぼしていると言えよう。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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