世界一軍団に余裕なし ドジャースがWBC出場に消極的となる“内情” 佐々木朗希の参加に飛んだシビア論「消耗は深刻だ」
「ササキに関しては話が別」とされる理由
米誌『Sports Illustrated』は「連覇中のチームの消耗は深刻だ。選手層が厚いとはいえ、オフシーズンに休養と回復を重視される傾向がより強まっている」と指摘。多くの故障者を抱えながら1年を終える形となったドジャース内部で選手のWBC参加に対する懸念があると推察した上で、「1年を通した活躍を考えれば、オオタニとヤマモトの出場は、要請された場合に球団が受け入れる義務がある」と分析。
一方で、「ササキに関しては話が別だ」と続けている。
「もちろんオオタニ、そしてヤマモトに関しても、ドジャースはより慎重に起用するよう働きかける可能性はある。そして、意志こそ示されていないが、1年の大半を60日間の故障者リストで過ごしたササキには、WBC出場を阻止する選択肢もある。彼は事実上のクローザーを任されたポストシーズンの活躍は目立ったが、まだ完成形とは言えない」
日本が史上最多3度目の優勝を飾った23年大会では先発ローテーションの一角を担った佐々木。しかし、ふたたびのWBC出場は、現時点でかなりシビアな情勢と言えるのかもしれない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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