試行錯誤の日々で生まれた“変化” 新球種にも着手する佐々木朗希の姿勢をド軍ロバーツ監督も評価「ショウヘイを観察した結果だ」

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 ただただリハビリをこなす“現状維持”では意味がないと考えたのだろう。ロッテ時代から自身の調整ややり方に強いこだわりを持っていた佐々木の“変化”を指揮官も肯定的に捉える。米メディア『Dodger Blue』でデーブ・ロバーツ監督は「おそらくピッチングコーチの教えと、ショウヘイ(大谷翔平)のプレーやメジャーリーグの打者を観察してきた結果だと思う」と前置きした上で、こう評している。

「2つの異なる速球を持つこと、つまり1つは空振りを取るボール、そしてもう1つは芯を外させてゴロ打たせられるボールを持つことは有効な武器になる。そういう意味で、ロウキが2シームの取得にオープンな姿勢を示していることを私は評価している。何度も言うが、ボールをバレル軌道から外し、ゴロを打たせ、素早くアウトを取る。それこそが本来の投球の目的だ」

 たしかに壁にはぶつかった。それでも己と向き合い、進化を遂げようとしている佐々木は、どのようにマウンドに舞い戻るのか。少なくともファンはメジャーの強打者たちを圧倒する“怪物”が見たいはずである。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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