佐々木朗希に「さらなる改善の兆し」 3度目のリハビリ登板で見えた“課題と収穫”とは? 米記者らが分析「順調だったが、突然崩れた」

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佐々木は今回の登板で「速球の球速も向上」したという(C)Getty Images

 まだ完全復活には至っていない。

 現地時間8月26日、右肩痛で負傷者リスト(IL)入りしているドジャースの佐々木朗希は、傘下3Aオクラホマシティの本拠地メンフィス戦で3度目のリハビリ登板に臨んだ。3回2/3で計75球を投げ、5安打3失点、4三振2四球という内容。初回一死一、三塁から右犠飛で先制点を献上すると、4回二死から3連打と四球で4者連続出塁を許し、初黒星を喫した。

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 降板後、同球団のブロードキャスターを担当するアレックス・フリードマン氏は、自身のXを更新し、「4回二死まで順調だったが、突然崩れ、4者連続出塁で降板」と結果を報道。米スポーツメディア『The Athletic』のファビアン・アルダヤ記者は、「リハビリ登板でこれまでに100球の速球を投げ、そのうち空振りが3つのみだ」と奪空振りの少なさを指摘している。

 しかし、悪いところばかりではない。地元紙『Los Angeles Times』のジャック・ハリス記者によれば、「速球が平均96マイル(約154.5キロ)、最速98.8マイル(約159.0キロ)に達した」とのこと。地元メディア『The Sporting Tribune』のエイドリアン・メディナ記者も、「スプリットが再び効果を発揮し、速球の球速も向上」と前回からの改善をポジティブに評価していた。

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