激動の1年目を終えた佐々木朗希 MLB公式が成長と課題を指摘「電光石火の腕が復活した」「複数回空振りを奪えたのはわずか2試合」

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来季は先発起用が見込まれる佐々木。1シーズン通して戦える身体を作りたい(C)Getty Images

 ドジャースでのメジャー1年目を終えた佐々木朗希のパフォーマンスを、リーグ公式サイト『MLB.com』が振り返った。リリーフとして起用された、レギュラーシーズン最終盤やポストシーズンの内容に言及するとともに、来季に向けポジティブな見通しを示している。

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 佐々木は開幕以降、先発として8試合に登板するもわずか1勝と振るわず、5月には右肩の不調を訴え戦列を離れた。9月下旬に公式戦復帰を果たし、リリーフを任された佐々木はプレーオフではクローザーとしても活躍。ウィークポイントとなっていたブルペン陣の“救世主”となり、ワールドシリーズ制覇に貢献した。

『MLB.com』では、佐々木が救援へと配置転換となって以降のピッチングについて、「球威が増し、自信を持って無失点の投球を重ねる姿が見られた。右肩のケガで苦しんだレギュラーシーズンの数か月の努力の成果でもある」と評価する。

 さらに先発時との比較として、変化球の制球も改善したと綴っており、それにより四球率低下、奪三振率、空振り率はそれぞれ上昇したと指摘。「全体として、メジャーにポスティングされた際に高く評価された“電光石火の腕”が復活し、チームが期待していた自信に満ちた投球を見せた」と称えている。

 一方、懸念される点では、「ポストシーズンでのフォーシームはやや低下傾向」と説いており、「ナショナルリーグ地区シリーズでは99-100マイルだったが、リーグチャンピオンシップとワールドシリーズでは最終5登板で平均98マイル強にとどまった。フォーシームで複数回空振りを奪えたのは、11試合中わずか2試合のみだった」と分析。

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