WBC出場報道の佐々木朗希にド軍は消極的 「投げたら驚く」と告白する指揮官の抱く“懸念”「どういう制限をかけるか」
故障からの完全回復が望まれる佐々木は、技術面でも細かな改善が求められ、先発ローテーション入りが確約されたわけではない。ゆえに先発としての再起がかかる来季に向けては、球団として管理したいところなのだろう。
実際、指揮官は懐疑的な考えを公言している。今月5日に放送されたABEMAの「おはようロバーツ」で「ロウキがWBCで投げたら驚くね。彼は故障明けで、早い時期から先発投手として調整するのは難しい」と語ったデーブ・ロバーツ監督は、現地時間12月8日に開幕したウインターミーティングで、地元紙『Los Angeles Times』などの取材に応じ、「出場できる可能性があることには興奮している」と前置きした上で、こう繰り返した。
「ただ、どう起用するかの(本人との)議論は必要。出場したいとなった場合に、どういう制限をかけるかは話し合いが必要だ」
ロメロ記者の言う通り、WBC出場が決定的とならば、いかなる起用法ですり合わせていくのか。リリーバーとしての抜擢を含めた議論が焦点となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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