パリ五輪後の順位変更でルーマニア17歳が異例の銅メダル獲得! “4秒遅れ”で剥奪の米選手は悲痛「言葉がない。決定は不当」

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「私は二人(チャイルズとマネカ=ボイネア)のことを考えずにはいられない。色んな不確実性と重い感情があり、私たちにとっては難しい状況だった。オリンピックで私たちが何も間違ったことをしていないことを皆さんに理解していただければと思う」

 一方で銅メダルを失ったチャイルズも自身のInstagramで声明を発表。「私はオリンピックのパフォーマンスを祝っている最中に、『銅メダルが剥奪された』という知らせを聞いた。私は(アメリカ)体操連盟を信頼し、決定的な証拠も提出していたけど、訴えは失敗に終わってしまった」と悲痛な想いを綴っている。

「今は言葉がない。この決定は不当であり、私だけでなく、私の歩みを支えてくれたすべての人にとって大きなショックになる。さらに心が痛いのは、ソーシャルメディア上で人種差別的な攻撃が続いていること。明らかに間違っていて、とても傷ついています。私はこのスポーツに全身全霊を注いできたし、自分の文化と国を代表できることを誇りに思っている」

 いまだ疑念が渦巻いている採点の行方。訴えを受け入れてもらえなかった米国体操連盟は、引き続きチャイルズのメダル獲得を模索し、スイス連邦裁に上訴する可能性も示している。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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