ロッテ・佐々木朗希 初登板で11奪三振 160キロ右腕に加わった「新たな武器」とは
報道などでは、今季のスライダーについて松川は「(去年とは)全然違います。まっすぐの軌道で結構曲がるので。使っていけば幅が広がるなと思います。去年まで(のスライダー)はカットボールぽかった」と話し、横滑りが大きな変化に様変わりしていたという。
このスライダーは「スイーパー」と呼ばれ、大リーグでも昨年からトレンドとなっている。年々使用率が上がっているといい、昨季の大リーグでも全スライダーのうちスイーパーが使われたのは22・5%。12%だった2020年よりも頻度が大幅に増えているというデータもある。
球界関係者も「スライダーをあえて多投しなかった理由の一つは他球団に研究されるのを防ぐためでもある。NPB統一試合球で再び投げるようになって日も浅く、本格的に新たなスライダーを用いるようになるのは次戦以降では」と推察する。
佐々木朗の場合は、ストレートとフォークだけで十分に通用するとの指摘もあり、これにスイーパーが増えれば、鬼に金棒。投手タイトルの争いに名乗りを上げる存在になりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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