佐々木朗希ドジャース入団の「決め手」は大谷、山本ではなく…米記者が解説 「明らかにササキも気づきました」

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 このポイントについて米記者も補足した。『Dodgers Nation』のノア・カマラス記者は自身のXを更新。その中でこの日の会見内容について「ササキはドジャースについて、彼にとって際だった1番のことは『フロントオフィスの安定性』だと言いました」と紹介。

 その上で同氏は大谷の昨年のドジャースとの契約内容を振り返り、アンドリュー・フリードマン編成本部長の重要性について言及。「オオタニはアンドリュー・フリードマンがそこにいなければ、彼が去ることができるという条項を彼の契約に持っています」とコメント。昨オフ、史上最高の争奪戦ともいわれた大谷翔平のFA時にもキーマンとして注目を集めたのが同部長だった。大谷は10年契約の中にフリードマン本部長がチームを離れないことを求めたとされる。

 カマラス氏もこの点を受けて「明らかにササキも印象的なフロントに気づきました」と記し、フリードマン氏含め、フロントの優秀さも佐々木の判断に影響を与えたという見解を示した。

 フリードマン本部長といえば、ウォールストリート出身という異色の経歴を持ち、過去にはレイズのフロントとしてもチーム改革を成功させた。常に真摯に選手と向き合い、チーム編成にもたけた、辣腕フロントとして広く知られている。この日の会見でも佐々木に寄り添い、ときに握手するシーンもあるなど、信頼関係の深さがかいま見られるシーンもあった。

 いずれにせよ、今後の注目は佐々木のパフォーマンスとなる。ルーキーイヤーからどんな快投を見せるのか。スプリングキャンプの調整から大きく注目を集めていきそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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