「パドレスファンを激怒させる」佐々木朗希 入団会見で米メディアから注目集めた“キーワード”とは
会見の中でも佐々木はフリードマン編成本部長と蜜月な空気も漂った(C)Getty Images
佐々木朗希がドジャースに入団を果たした。
現地1月22日(日本時間23日)にドジャースタジアムで行われた入団会見では背番号「11」のユニホームに袖を通し、「ゼロからのスタート、身が引き締まる思い」と夢舞台に思いをはせるとともに、「自分の可能性を信じてくれる人を信じて前に進みたい」と力強く言い切った。
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一方、佐々木をめぐっては早くも不穏な空気が漂っている。昨年、世界一を達成、豊富な戦力を誇るドジャースに新たな力強い戦力が加わったことで、さらに差が広がることに不満を持つ他球団ファンの声も散見される。
この日の会見で佐々木が発したコメントにも他球団ファンの怒りを燃えさせる材料があると注目したのは、米メディア『DodgersWay』だった。同メディアでは「記者会見でのロウキ・ササキの発言がパドレスファンを激怒させるだろう」と題した記事を公開。
会見で多く質問が飛んだのは「なぜ、ドジャースだったのか」という点。今オフ、多くの球団が160キロ超え右腕、23歳の若さとトッププロスペクトの佐々木をめぐって争奪戦をくり広げた。
この点に関して、佐々木は「どの球団もそれぞれ良かったが、ドジャースが総合的に1番良かったという判断」と答え、またドジャースの強みを聞かれると「1番はフロントの安定感」と明言した。