「世界選手権でこんなことがあってはいけない」独円盤投げ選手が雨対策に恨み節「まるで酷い映画のようでした」【東京世界陸上】
中断明け以降も、雨は降り続いていた。ソスナは「突然、あらゆるルールが破られました」という表現を交えながら、「ストリートシューズで投げることが許可され、シューズにテーピングをする選手もいて、誰もが即興で対応していました」と振り返った。ソスナ自身は「自分の力の及ぶ限りのことすべてを試した」結果として、シューズの上から靴下を履いて挑んだが「機能しませんでした。完全にお手上げでした」と落胆のコメントを残している。
出場12選手が負傷せずに競技を終えたことは「喜ぶべきこと」としながらも「一歩一歩がリスクであり、どの試技もバランス芸でした。世界選手権でこんなことがあってはいけない」と訴えた。その上で「今回の結果を変えることはもうできません。ただ、私たちがこのような経験から学び、今後の競技会でこのような状況が簡単に受け入れられなくなることを願うばかりです」と締めくくっている。
選手の安全性が問われた今回の男子円盤投げ。運営の判断が今後の国際大会に、どう反映されるかが問われる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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