井上尚弥を挑発した元ライト級王者が奔放発言 今度はUFC王者をMMAルールで倒すと豪語「相手の土俵で倒す」

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 無論、聖人君主を求めるわけではない。だが、ガルシアの相手や競技を軽んじる言動は以前から悪目立ちしていた。23年4月に世界3階級制覇王者ガーボンタ・デービス(米国)との一戦で敗れて以来、敗北から目を背けるようにメディアを巻き込んだトラッシュトークに終始。何かと世間を騒がせていた。

 今年1月には、インスタグラムのライブ配信中に「僕たちが、140(スーパーライト級)で戦ったらどうなるんだろう」「日本でやるとしたら、間違いなくとてつもないビッグマッチになる」と、自身より4階級も下にいる井上尚弥(大橋)に“非現実的”な対戦願望を突きつけ、「ガルシアは“セレブ・ボクサー”に変身しつつある」(英メディア『Boxing News 24』)と批判されてもいた。

 四方八方に仕掛け、敵を作りながら己の存在感を強めようとするガルシア。その手法は、リングで結果を残してこそとも言えるが、果たしてどうなるか。UFC参戦プランの行く末を考えてもヘイニー戦は彼にとってキャリアの分岐点となりそうだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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