「誰もが衝撃」元世界王者ガルシアにFワード連発…安保瑠輝也の喧嘩腰スタンスに海外紙が注目「挑発は度を越していた」

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 スペイン紙『Marca』は「1年間の出場停止処分を受けている26歳は、物議を醸す方法で再び脚光を浴びている」と、先述の問題行動以降で再起が疑問視されているガルシアの現状を紹介。その上で「挑戦者の挑発は度を越していた。ガルシアに向かって紙切れを投げつけ、誰もが衝撃を受けるやり方で日本人は会見を始めた」と強気を貫いた安保の振る舞いを伝えた。

 1ラウンド2分の8ラウンド制で、スーパーウェルター級に相当する153パウンド(69.4キロ)で行われる今回のエキシビション。その行方について同紙は「パッキャオとの対戦経験もあるアンポのボクシング経験は浅い。しかし、ガルシアの状態を考えれば、この対戦は予測不可能なものとなっている」と分析している。

 もっとも、本当に実現するかは予断を許さない状況ではある。会見直後にガルシアのプロモーションを務める米大手『Golden Boy Promotions』の最高責任者であるオスカー・デラホーヤ氏が「このイベントを開催するには当社のサインが必要であることに書面で同意している。そのサインを得られていないため、現在、ライアン・ガルシアのイベントは開催されない」と明言。破談の可能性を示唆しているのだ。

 果たして、開催か、中止か――。大晦日のゴングの瞬間まで緊張は続きそうだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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