FA左腕 オリックス・山崎福也 6球団との交渉一回りで注目される「決め手」とは
中嶋監督率いるオリックスでリーグ3連覇も経験した(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
オリックスから国内FA権を行使した山崎福也投手をめぐって、獲得を目指す6球団がすべて初交渉を終えたことが伝えられている。
交渉解禁日となった11月16日のヤクルトを皮切りにDeNA、巨人、ソフトバンクそして、20日には日本ハムと交渉を行い、すでに残留交渉を受けたオリックスを含め6球団から来季に向けての提示を受けたとされる。
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気になる金銭面に関しては「4年8億円」が基本線となる中、巨人、ソフトバンクなどはさらに金額の上積みを図って獲得を狙っているとされる。
また、プロ野球選手にとってはキャリアの中でも大事な位置づけとなるFAで注目左腕が重視するのはどのポイントとなるのか。
まずFA選手の多くが口にするセリフといえば、優勝を味わいたい、強いチームで活躍したいというもの。この点でいけば、リーグ3連覇を果たし、「ナカジマジック」ともいわれる名将、中嶋聡監督の下で引き続き、戦うというのも選択肢に残りそうだ。
また山崎の持ち味といえば、打撃面もあがる。日大三高時代には選抜大会最多タイの13安打をマークと「二刀流」で活躍。非凡な打撃センスで知られる。本人も打撃にはこだわりを見せており、「9番目の打者」としての活躍も求められるセ・リーグ各球団がこの点では有利に働く部分もありそうだ。