「世界の頂点にふさわしい」侍ジャパンの”栗山采配”をドミニカメディアが激賞!「ムラカミに自信を持たせた」
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野球日本代表「侍ジャパン」が激闘の末、成し遂げた世界一の余韻は今もなお残り続けている。チームが解散後は栗山英樹監督が連日のように各種メディアで大会を思い返しながら、ゲームへの、そして選手たちに対しての思いの丈を語っている。
コロナ禍により予定されていた強化試合が中止になるなど、大会への準備もままならなかった今回の代表チームだったが、栗山監督の経験に裏付けられた指揮官としての能力を大一番の土壇場で発揮、名勝負が生まれ大きな成果に繋がることとなった。
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そして、大会でみせた采配には海外からも改めて賛辞の声が届いており、ドミニカ共和国メディア『momentodeportivord』では、今回の日本の戦いを振り返り、栗山監督の手腕を称えている。
同メディアは「メキシコ戦は、日本が優勝への道のりで最も困難な試合だった」として、死闘となった準決勝の戦いにフォーカス。その上で「メキシコは8回に5-3とリードを奪い、その状況は日本がもはや対応できないことをすべてが示しているように見えた。しかし、そこから、クリヤマ監督の決断が実を結び始めた」と指摘。続けて「クリヤマはタクム・ナカノを代走に起用、ソウスケ・ゲンダに2ストライクから犠牲バントを命じ、これを成功させると直後にホタカ・ヤマカワをコールし、ランナー2・3塁から犠牲フライで応戦し、4-5とした。代走として出場したナカノがホームを踏んだ」と1点差に迫った場面の一連の選手起用、采配を辿っている。
さらに9回裏、村上宗隆の打席では「クリヤマ監督は、バントのサインを出すこともできたが、自信を持たせることを優先した。そしてムラカミは、日本が最も必要とする結果を残した」と記している。
同メディアはこのメキシコ戦を「日本人がこの大会に向けてどれだけ準備ができていたかを示す最良の証拠を示した」として、チーム全体のパフォーマンスを評した。