【侍ジャパン】大谷2発で快勝も埋まらない「右打者問題」
さらにノーヒット組の一人、「7番・二塁」で先発出場した山田哲人(30)もこの日の試合でも4打数無安打となかなか状態が上がらず、苦戦している。
この日のオーダーは1~5番まで左打者となった。本来ジグザグ打線を組みたい意向を持つ栗山英樹監督とすれば、何とか右打者をはさみたいところ。この点でも山田、山川らの状態が上がってこないのは不安材料となっている。右打者で状態がいいとされる岡本和真(26)もこの日は「6番・一塁」で先発出場し、3打数無安打に終わっている。
大谷の状態の良さは際だつが、大谷だけをマークしておけば良い打線にならたいためにも、多くの選手の状態を上げたいところ。実際にこの日の試合を相手ベンチで見守った阪神・岡田彰布監督もこうコメントを残した。「調子のいい選手と悪い選手の差をすごく感じた。全員の力で頑張ってほしい」。
WBC初戦の中国戦(9日・東京ドーム)が迫る。「調子の悪い選手」がいかに状態を上げていくか。残された時間は少ないが、やるしかない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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