WBC日本代表の正三塁手を巡ってフォロワーと紛糾 米記者が「ドリームチーム」を占う 「ムラカミはどうした?」
同記者は佐藤輝を三塁のレギュラーとしている理由を、ファンへのレスポンスとして、こう記している。
「サトウは今シーズン、日本で最も優れた打者であり、確固たる差をつけています。大会が8か月後に迫っていることを考えると、最近の調子は間違いなく考慮すべきです」
「佐藤が何をしているかについてもっと話すべきだ。彼はNPBで唯一のOPS+200(リーグ平均の2倍の打撃力)の選手だ。他の日本人選手で150を超える者はいない。彼はWBCを前に、キャリア最高の年を迎えています」
村上についてはどうか。
「残念ながら村上は2022年の形に戻れていない。全くダメなわけではないが、佐藤よりレギュラーに値すると、井端監督を納得させるには、後半戦の活躍が必要です」
村上は言わずと知れた2022年のセ・リーグ三冠王。翌年のWBCでは不振に苦しんだが、米国開催だった準決勝のメキシコ戦では逆転サヨナラ打、決勝の米国戦では特大ホームランを放つ活躍を見せた。現地の野球ファンには、ポジティブな印象が強く残っているようで、“スタメン落ち”に納得してない様子だ。
ただ、今季については、スプレッドリング記者が指摘したように、両選手は対照的な歩みとなっている。佐藤輝は前半戦で両リーグ最多の25本塁打を記録。三冠王の可能性も十分にある活躍ぶりだ。
一方の村上は、上半身のコンディション不良で出遅れ、4月17日の1試合に出場したのみ。また、今オフにポスティングスステムでのMLB挑戦が濃厚とされており、来春の動向が不透明な部分もある。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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