「超マシンガン継投」と「超プロスペクト」で勝負も及ばず 侍ジャパン相手に豪代表が残したインパクトとは【プレミア12】
■一発攻勢で度肝を抜く
冒頭で「一時は2点差まで迫る」と書いたが、これは2本の本塁打によるものだった。
5回まで散発3安打無得点に抑えられていた打線は、6回先頭のウルリッチ・ボヤルスキーが井上の初球を叩きバックスクリーン左へソロ。なおも2死一塁で、4番のリクソン・ウィングローブが横山陸人(ロッテ)からバックスクリーン直撃の2ランを放った。
どちらも130m級の特大アーチ。なかなか見られない一発攻勢に名古屋のファンも驚いたのではないか。
このように敗れはしたものの、オーストラリアの戦いぶりは一定のインパクトを残したと言って良い。8強入りしたWBCメンバーが24人もいるというのは、強みになりそうだ。15日からは戦いの場を台湾に移し、まずはドミニカ共和国と対戦する。
[文:尾張はじめ]
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