「史上最も驚くべき番狂わせ」台湾の初優勝にメジャー公式も賛辞 敗れた日本にはシビアな見解も「試合への取り組みには疑問が残る」
さらに、「これは国際野球史上、最も驚くべき番狂わせのひとつと言えるだろう」として、予想外の結果であると強調する。また、敗れた日本に対しては、「この試合への取り組みには疑問が残るだろう」として、井端監督の采配に言及。「スラッガーのマキをなぜ、6番に使ったのか」と綴っている他、2被弾を浴びた戸郷の起用法にも、「すでにホームラン、シングルヒット、フォアボールを許していたトゴウを、絶好調のチェンと対戦させた判断にも疑問の声が上がった」と指摘している。
もちろん、高い集中力をみせた台湾のパフォーマンスが日本を上回ったことは間違いない。その中で、日本は攻撃時に打席に入るタイミングが遅れ、ピッチクロック違反によりストライクを取られるシーンや、守備時でもダブルスチールを無警戒で決められるイニングもあり、攻守でちぐはぐさがみられた。この決勝戦に関しては終始、日本が劣勢に立たされていた印象も拭えず、細部で綻びが目立った戦いだったとも言えるだろう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】プレミア12制覇後の“深夜の焼肉会” 台湾代表が臨時対応の日本人従業員に1万円の謝礼「わざわざ店を開けてくれたから」
【関連記事】牧秀悟の“恐怖の6番打者化”に懐疑論 米記者が不動だった井端采配に苦言「なぜ強打者であるマキが6番なのか」
【関連記事】衝撃の楽天退団 田中将大の決断に「仕方ない」の声が相次いだ理由 再び獲得に動きそうな2球団とは?