「日韓のレベル差は依然大きい」侍ジャパン1勝1分けの2試合を韓国メディアが総括「日本投手陣は参考になる部分が多かった」

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 同メディアは、韓国の投手の不振ぶりを強調する。韓国プロリーグで導入されている自動ボール判定システム(ABS)の下でプレーしている韓国投手が、今回の2試合では、通常通りの球審が判定する形式だったことなどから制球が定まらなかったと説明。「若いパワーピッチャー中心で構成された投手陣は、国際大会での経験不足という限界を克服できなかった」と振り返り、他にも、「日本投手陣の実戦での配球やゾーンの使い方は、参考になる部分が多かった」などと綴っている。

 一方で、2試合で4本塁打を記録するなど奮闘した打線には、「予想していた以上に活発だった」と評価。1試合目でのアン・ヒョンミン、ソン・ソンムンによる連続本塁打もフォーカスしながら、「『いつでもスタンドに運べるパワーを持つ韓国打線』というイメージを日本に植え付けた」と印象を記している。

 また、守備、走塁では「日韓のレベル差は特に感じられなかった」と説いており、送球によるエラーが1つあったとしながらも、「韓国野手陣は集中した守備を見せた」などと自国選手のプレーを評している。

 2連戦で明らかになった課題は少なくないが打線や守備面での掴んだ手応えは、韓国チームにとってWBC本番への自信と、成長への糧となるはずだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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