問われるジャッジの透明性…金メダルの仏ペアに自国審判の不可解採点を欧州メディアも指摘「平均からも大きく逸脱」【冬季五輪】
フランス人ペアが金メダルに輝いたアイスダンスのジャッジが波紋を呼んでいる(C)Getty Images
金メダルの行方を左右した採点結果が物議を醸している。
現地時間2月11日、ミラノ・コルティナ冬季五輪のフィギュアスケートアイスダンス・フリーダンスが行われ、ロランス・フルニエ・ボードリ、ギヨーム・シゼロン組(フランス)が、合計225.82点をマークして金メダルを獲得した。
【写真】氷上と雪上のヒロインたち 冬季五輪で輝く女性アスリートを一挙紹介!
結成1年という早熟ペアの戴冠劇に称賛が集まった。一方で1.43という僅差で銀メダルとなったマディソン・チョック、エバン・ベーツ組(米国)に対するフランス人審判の採点の低さから「不正」があったとして波紋が広がっている。
問題視されているのは、「Judge1」とされたフランス人審判の採点数だ。フリーの採点で、同審判はボードリ、シゼロン組に137.45点を付与。かたやチョック、ベイツ組には129.74点と低い数字に留めていた。
国際スケート連盟(ISU)の広報担当者は米スポーツ専門局『NBC Sports』で「どの審査員団でも、異なる審査員によって採点に幅が出るのは普通」と説明。公平な採点であったとしたが、8点以上の差をつけるのは「異常」という声もある。
独紙『Bild』は「採点方法は国際的に疑問視されている」と指摘。とりわけ米メディアが強く反発しているフランス人審判の採点が「ジャッジ全体の平均採点からも大きく逸脱していた」と強調した。





