【巨人】あるぞ、開幕マスク!小林誠司の巻き返しが確信される「理由」
そんな小林に対しては首脳陣の見る目も変化してきているという。原監督も小林の打撃に向き合う姿勢を評価、新しくチームに加わった大久保打撃チーフコーチの指導の下、しっかりバットを振り込んだことも実を結ぼうとしている。元々守備には定評がある。今季はWBC終了直後にシーズン開幕を迎えるとあって、現在侍ジャパンに派遣されている大城卓三(30)のコンディション次第では開幕マスクをかぶる可能性も出てきた。
また、今季の投手陣の布陣も小林起用の追い風となりそうだ。この日の先発は開幕ローテーション入りを狙う新外国人左腕、メンデス(28)。4回3安打1失点と小林とのバッテリーで着々とアピールに励んでいる。チームにはほかにもビーディ(29)、グリフィン(27)と先発ローテーション入りが期待される投手が多く、これまでも外国人投手とは密なコミュニケーションを図ることで信頼を得てきた小林にとって、活躍の機会が増えると見られている。
今季は4年契約の最終年。「死に物狂いでやるしかない」と決意を固めている小林の奮闘が投手王国再建には欠かせないピースともなる。さらなる活躍を期待したい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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