「なんでそんなに優しいの?」 阪神31歳捕手が球宴の裏で見せた"気配り"に反響止まらず 後半戦も完封アシスト、猛打賞と攻守に大活躍 「1番泣けました」
後半戦開幕となった26日のカード初戦でも才木浩人とバッテリーを組み、9回116球、4安打、9奪三振、無失点と完封勝利をがっちり支えた。
今や虎の正妻として、いかんなく力を発揮している31歳捕手は様々な場面において「気配りの人」で知られているが、真夏の球宴の場のふるまいをめぐっても、人々の心を動かした。
24日に横浜スタジアムで行われた「マイナビオールスターゲーム2025」の第2戦ではヤクルト・大西広樹が5回から中継ぎとしてリリーフカーで登板。そのリリーフカーにはつば九郎の人形も乗っていた。
一塁ファウルゾーンで通常通り、大西は車から降りてマウンドへ向かう中、坂本の優しさがかいま見えたのは次の瞬間だった。リリーフカーに乗っていたつば九郎人形に手を伸ばし、そっと全セのベンチの柵上に置いたのだ。
野球を愛したつば九郎が球宴を見守れるようにと31歳がとった行動にファンは感激。SNS上には「なんでそんなに優しいの?」「他球団ファンだけど、坂本のファンになった」「一番、泣けました」「優しいの全球団に見つかった」「この行動は感動する」などヤクルトのファンだけでなく、全球団ファンから称賛の声があふれ、同シーンが拡散されるなど、反響が拡がっている。
チームでも投手と対話しながら、勝利を重ねていくリードに定評がある。強いチームには、安定した司令塔がいるというのが定番。藤川球児監督も全幅の信頼を置く、虎の正妻が引き続き、投手陣をどう率いていくのか。注目を集めていきそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】食事会場でも「見てる」 阪神の歴史的強さを支える捕手・坂本誠志郎が“最強投手陣”から愛される理由「坂本は配球の天才」
【関連記事】他球団を恐れさせる「虎のドクターK」圧巻の1.37 外国人選手の前半戦を総チェック【セ・リーグ編】
【関連記事】【プロ野球前半戦通信簿/セ・リーグ編】首位独走の藤川阪神は“穴なし”で最高評価 気になる他5球団へのジャッジは?






