"優しさファースト"の阪神・坂本誠志郎がヤクルト戦でかいま見せた「怒りの表情」の裏側 チームを預かる「自覚と配慮」
坂本は2日のゲームで内角を厳しく攻められ、怒りの表情も見せた(C)産経新聞社
セ・リーグ首位の阪神は8月3日のヤクルト戦(神宮)に1-8と大敗。1軍で久々のマウンドとなった先発ジェレミー・ビーズリーが乱調、打線も相手先発、奥川恭伸を捉えることができなかった。
【動画】打つのも任せろ!虎の正妻、坂本誠志郎が勝負強い打撃を見せたシーン
ただこの3連戦はしっかり勝ち越す中で、一瞬ヒヤリとさせられるシーンもあった。
カード2戦目の2日のゲームの終盤、8回に阪神は大山悠輔の適時打でさらに1点を加え4点差とリードを拡げる。迎えた8回二死一、二塁の場面。相手3番手、木沢尚文は捕手の坂本に対し、内角に厳しい攻めを敢行する。初球から頭部付近に抜ける投球。続けて2球目も抜け、大事な左手付近への死球となり、坂本は思わず木沢をにらみつけるシーンがあった。
最近では球宴でもつば九郎を全セベンチに迎え入れるなど、日ごろから全方向に目配りの効く虎の正捕手。温厚な坂本にしては珍しいシーンとなり、SNSを中心に反響が広がった。
またチームにおいても残り50試合を切る中、何が怖いといって、主力に離脱者が出ることだろう。
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