新天地で飛躍した中日・細川成也をレジェンドOBが絶賛!和田コーチの存在にも言及「大きなステップで踏み込んでいる」
中日の細川は打率.330とリーグ2位の成績を残している(C)ACPHOTO
プロ野球で昨オフ、初めて開催された現役ドラフト。12名の選手が新天地に移り、今シーズンを送っている。その中で、最も結果を残していると言っても過言ではない選手がDeNAから中日に移った細川成也だ。
開幕2戦目、4月1日の巨人戦に代打で出場すると、移籍後初打席で初ヒットを記録。翌日のゲームでは「6番・ファースト」でスタメンに名を連ね、4打席目には中日で初めて適時打も放ち、先発起用に応えている。以降はクリーンアップを任されるまでになり、現在は3番打者として存在感を放っている。
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6月11日終了時点での打率はリーグ2位の.330、6本塁打、32打点と低迷が続くチームにおいて大いに気を吐いている。いずれも中日打線の中ではトップの数字を残しており、新制度が現在の活躍につながったことで今シーズン、プロ野球界の盛り上げ役にもなっている1人だ。
プロ7年目で打撃開花となった24歳には、かつての指揮官も手放しで称賛の声を挙げている。
「オールスターに選ばれてもまったく驚くことはない」
ここまでの細川のパフォーマンスをそう評しているのは、アレックス・ラミレス氏だ。ラミレス氏は、細川が2016年のドラフト5位でDeNA入団した当時、監督を務めていた。以降、4シーズンにわたって同じチームで過ごしている。
ルーキーイヤーから細川を見ていたラミレス氏は、現在の成績にご満悦の様子。「(DeNA時代も)ポテンシャルは凄かった」と振り返っており「パワーは信じられないほどだ」と声を弾ませた。