【西武】迎える「正念場」最下位脱出への道 輝きを取り戻せるか 注目される「移籍2年目の意地」
チーム内にはほかにも本格覚醒が期待されている選手が多い。今季プロ5年目を迎える渡部健人はオフに背番号が「8」から「66」に変更となった。2024シーズンはわずか11試合の出場で打率・030と結果を残せず。右の長距離砲として期待を集めながら、なかなか力を発揮できない日々が続いている。
オリックスから主砲候補としてレアンドロ・セデーニョも移籍してきた。正一塁手争いに勝つことができるか。
明るい材料としてはドラフト2位入団、渡部聖弥(大商大)にも注目が高まっている。楽天にドラフト1位入団した宗山塁とは広陵高時代のチームメートとして切磋琢磨したことも知られている。
2年秋のリーグ戦ではシーズン最多の5本塁打をマーク、右のスラッガーはチームに新風を吹き込む存在として期待されている。
西武の今季チームスローガンは「ALL ONE」。すべての選手の成長が求められる環境で常勝軍団は復活への道を歩めるか。2人の「聖弥」の活躍もチーム上昇の鍵を握りそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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