「ある意味で歴史に名を刻んだ」鈴木誠也オールスター“選外”の反響止まず 米メディアからは歴史的記録との指摘も「1935年以来の不可解な落選だ」
好調を維持する鈴木の落選には現地でも異論が続いている(C)Getty Images
MLBオールスターの両リーグ全メンバーが現地時間7月6日に発表された。その中で、メジャー最多打点を記録しているカブスの鈴木誠也が選出されなかったことが、メンバー発表直後より大きな話題となった。今季、前半戦にして本塁打、打点などでメジャーキャリアハイを更新している日本人スラッガーの“落選”は米国内で現在も注目されるトピックとなっている。
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米スポーツメディア『Sports Illustrated』では7月8日、鈴木の球宴未選出について、「歴史的な“珍記録”に仲間入り」などと報じた。
同メディアは、「スズキは今季、MLBで最も生産的な選手の一人であるにもかかわらず、オールスターゲームから外れるという1935年以来の“最も不可解な落選”のひとつとなった」と綴っている。
その理由として、鈴木が開幕以降、高い打撃成績を残しながら選ばれなかった数少ない例であると説いている。同メディアは、「30歳のスズキはすでに複数のカテゴリーでキャリアハイを記録しており、ここまで86試合で打率.263、25本塁打、22二塁打、77打点、OPS.880、WAR 2.1を記録している」と各スタッツを列挙。
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