「ある意味で歴史に名を刻んだ」鈴木誠也オールスター“選外”の反響止まず 米メディアからは歴史的記録との指摘も「1935年以来の不可解な落選だ」
その上で、データサイト『OptaSTATS』からの記録を引用し、「オールスター前に『25本塁打、20二塁打、75打点以上』を記録した選手はこれまでにMLBで34人いたが、そのうち32人はオールスターに選出されている。スズキとハンク・グリーンバーグの2人だけが例外だ」と論じている。
1930年代から1940年代にかけ、タイガースで4度の本塁打王などの高い打撃実績を残したグリーンバーグについて同メディアは、「1935年シーズンにア・リーグMVPを獲得したにもかかわらず、オールスター初選出はメジャー6年目となる1937年だった」と説明。
さらに、「1947年に現役を引退した後、グリーンバーグは1956年に殿堂入りを果たしている。その意味では、スズキも、ある意味で歴史に名を刻んだ存在になったと言えるかもしれない」などと綴っている。
過去の例からも、今季の鈴木がオールスターメンバーに相応しい成績を残していることは間違いないようだ。メジャー4年目にして球宴選出という栄誉は得られなかったものの、後半戦もそのバットで多くのファンを沸かせてくれることを期待したい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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