鈴木誠也、トレード放出の電撃報道に疑問も 米移籍専門サイトはカブス決断なら“人気銘柄化”を指摘「契約も負担にならない」

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 日夜ありとあらゆる移籍情報を発信する同サイトも、鈴木側が保有するトレード拒否権については把握済み。「当然、トレードは複雑になる。カブスはスズキの希望する球団と交渉することになり、スズキやさまざまな買い手と話し合い、どんな可能性があるか検討するしかない」とトレード交渉が一筋縄ではいかないことを強調している。

 一方で安定した打撃成績を残している鈴木本人への評価は高い。『MLB Trade Rumors』は「彼は強力な守備選手とはみなされておらず、どこにランク付けするかは難しい」としながらも、「打撃力は魅力的だ」と説いている。

「スズキは契約も大きな負担にはならない。彼は今後2年間、つまり30歳と31歳のシーズンで、年間1800万ドルが保証されている。FA市場で外野手を探すとなれば、それよりはるかに高い金額を必要とする可能性が高い。たとえば、テオスカー・エルナンデス、ジュリクソン・プロファー、タイラー・オニールらは、契約が4000万ドル(約61億6000万円)から6000万ドル(約92億4000万円)の範囲になると予想されている」

 東京でドジャースとの来季開幕戦を控えるカブス。鈴木の存在は日本でのプロモーションにも関わるだけに、球団の動きを注視する必要がありそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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