日本人記録を大幅更新のペースで打点量産中、カブス・鈴木誠也が最強打線の中心で示す存在感

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鈴木は好調を維持。打点トップの活躍でチームを牽引している(C)Getty Images

 最強打線の中心で、存在感が日に日に増してきている。カブス・鈴木誠也が元気だ。5月20日のマーリンズ戦では1-1の同点で迎えた6回に大量8得点のビッグイニングを演出した。

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 先頭で代わったばかりの2番手投手カルビン・フォーシェイから四球を選ぶと、ここから猛攻につなげた。ダンスビー・スワンソンの中前への適時打で勝ち越しのホームを踏むと、打線はさらに勢いづいた。6点を加え、なお2死二塁で鈴木にこの回2度目の打席が回ると、中堅バックスクリーン右横へとどめの12号2ラン。今季最多の1イニング8得点を締めた。

「我々はとてもいい勢いに乗っていた。自分も続きたかったので、周りがつくってくれた雰囲気に乗れたのは良かった」

 大リーグ公式サイトによると、鈴木は6回の猛攻をこう振り返った。またクレイグ・カウンセル監督も同サイトに「誠也が先頭で出てくれて、あのイニングはみんながいい打席を重ねられた。追い込まれてから粘り、四球を取った。あれが大きかったんだ」と四球を選んだ先頭の打席を高く評価していた。

 この試合では9回にも左翼線へ2点二塁打を放ち、3安打4打点という活躍。これで今季43打点となり、現地20日時点ではジャイアンツのウィルマー・フローレスを1打点上回り、ナ・リーグ単独トップに立った。また、ア・リーグトップのヤンキースのアーロン・ジャッジの43打点にも並び、今季メジャートップタイに立ったことになる。

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