「リーダーの最有力候補」失意のペレスに浮上した”新天地“ キャデラックとの相乗効果を米メディアが強調「支援が役立つ」「大きな武器に」
さらに、これまでもペレスを大きく後押ししてきた母国メキシコなどからのスポンサー支援が大きな魅力であるとして、「ラテンアメリカ、メキシコ、アメリカの一部地域での商業的な影響力は、レッドブルのマーケティング戦略に大きく寄与した」と説いている。
その上で、「キャデラックもペレスを起用することで同様の恩恵を受けられる可能性がある。ゼネラルモーターズがF1参戦のために多額の資金を投入すると予想されるが、もし追加の資金が必要となれば、ペレスのスポンサー支援が役立つだろう」と分析する。
また、ドライバーとしてのコース上におけるパフォーマンスにも言及。「キャリアを通じて様々なレギュレーションのマシンをドライブしてきた彼の実績は、キャデラックのプロジェクトにおいて大きな武器となるだろう」などと見通している。
他にも、今回のトピックではペレスに対し、「今季は低迷したものの、キャデラックにとって優れたチームリーダーの最有力候補だ」との評価も送られている。
F1ドライバーとして輝かしい栄光、そして耐えがたいほどの苦難も味わってきたペレス。その膨大な経験値こそ、大舞台に挑む新規参入チームに必要なのかもしれない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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