3試合連続足踏み、田中将大の日米通算200勝に求められる「必勝ポイント」は?近鉄OB、佐野慈紀氏の考察「ちょっと慎重になりすぎている」

タグ: , , , , , 2025/9/22

田中将大は日米通算200勝まであと1勝となっている(C)産経新聞社

 野球評論家の佐野慈紀氏が現在の野球界を独自の視点で考察する「シゲキ的球論」。今回は日米通算200勝を前に足踏みが続く、巨人・田中将大のピッチングの課題に関して語る。

 巨人・田中将大がチームの勝利と自身の200勝達成に向けて必死にもがいている。

【動画】中日主軸の細川を見逃し三振に、田中将大の気合の入った投球シーン

 9月21日の中日戦(バンテリン)に先発した田中将は初回に2点の援護をもらいながら、初回二死から上林誠知に16号ソロ、2回はルーキーの石伊雄太に逆転の3号2ランを浴びるなど、6回途中5失点とまたも勝ち星には手が届かず。

 これで8月21日のヤクルト戦(神宮)で日米通算199勝をあげてから、3試合連続で足踏みとなっている。背景にはどんな要因があるのか。

 佐野氏は9月15日のDeNA戦の内容に目を向ける。同試合に先発した田中将はバックの好守もあり、5回まで無失点で切り抜けたが6回に2失点し、3敗目を喫した。

 佐野氏は「ベテランらしくゲームを作るのはさすが。この時期に5回も投げてくれるのはチームにとっても大きい」と合格点をつけながらも気になる点として「ゲーム中盤には配球を変える工夫も見られるが、少し気になるのは四球が出ると崩れそうになる。ちょっと慎重になりすぎているのかな」と指摘する。

 活路を見出だすためにも「さらに大胆になれれば、ボールの質自体はそんなに悪くないので。慎重になりすぎずに投げれば、勢いが出てくる」とした。
 
 佐野氏はゲームプランに関して「中盤になると配球を変えてきていて、変化球を増やしている。それはいいが、ボールにするストレートの見せ方が大事。はっきりとボールになっていることが多いので」と、直球の扱いが大事とした。

関連記事

「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP ユメロン黒川:寝姿勢改善パッド「nobiraku」 寝ている間が伸びる時間

腰が気になる方!腰まわりの予防に、試してみませんか? 寝ている間が、ととのう時間。 nobirakuはパフォーマンス向上の為の“大人のお昼寝”にも最適!

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム