「セ・リーグの野球にフィットする」FA戦線、ソフトバンク、ノーヒットノーラン右腕の去就に近鉄OBの佐野慈紀氏が注目「環境が変われば、まだまだやれる」
東浜はこれまでに最多勝のタイトルも獲得している(C)産経新聞社
野球評論家の佐野慈紀氏が現在の野球界を独自の視点で考察する「シゲキ的球論」。今回はFA戦線で注目の投手にスポットを当てる。
今オフは先発補強を目指す球団も多い中、投手陣のFA組の動向も注目となっている。
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今季日本一に輝いたソフトバンクからFA宣言を行ったのは東浜巨。2012年のドラ1右腕は、今季で3年契約が終了となっていた。
今シーズンは7試合(うち先発6試合)に登板し4勝2敗、防御率2.51と試合を作った。
2017年は16勝をマークし、最多勝に輝いた実績も持つ。2022年には5月11日の西武戦でノーヒットノーランも達成し、シーズンも10勝と2桁をマークしている。
先発補強を目指すチームにとって、しっかり先発ローテーションを守れる右腕は魅力的な存在であり、東浜は有力な候補として注目されると佐野氏も指摘。
右腕について「球種も多いですからね。セ・リーグの野球にフィットすると思いますよ。ストレートは確かに一時の勢いはないですが、セの野球には合うと思います」と切り出す。
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