「セ・リーグの野球にフィットする」FA戦線、ソフトバンク、ノーヒットノーラン右腕の去就に近鉄OBの佐野慈紀氏が注目「環境が変われば、まだまだやれる」

タグ: , , , , , 2025/11/17

 具体的にはセ・リーグの野球は「1点もやらない野球」と、繊細にかわす投球が求められるという。東浜は変化球においてもシンカー、カット、スライダー、カーブなど多彩な球種をあやつることで知られる。「たしかに今季は1軍では出場機会を減らしましたが、環境が変わればまだまだやれる。本人も“水を変えたい”というところもあるでしょう」と佐野氏も、環境が変わることで復活する余地は十分だという。

 投手が欲しいセの球団といえば、まず筆頭に上がるのは巨人だろう。今季先発陣で2桁勝利をマークしたのは山崎伊織のみ。阿部慎之助監督も勝負がかかる3年目でV奪回を目指すためにも、先発陣の拡充が必須となっている。また外国人投手の去就が不透明になっているDeNAや投手陣の構築に苦しんだヤクルトの対応も注目される。

 投手陣ではほかにも中日左腕の松葉貴大、先発、リリーフも対応できる則本昂大も海外FA権を行使した。FA組の今後の去就も話題を集めていきそうだ。

【さの・しげき】

1968年4月30日生まれ。愛媛県出身。1991年に近鉄バファローズ(当時)に入団。卓越したコントロールを武器に中継ぎ投手の筆頭格として活躍。中継ぎ投手としては初の1億円プレーヤーとなる。近年は糖尿病の影響により右腕を切断。著書「右腕を失った野球人」では様々な思いをつづっている。

【関連記事】V奪回を目指す中日が狙うべき「FA宣言選手」は?  注目の「常勝軍団の血」「ベテラン捕手」の存在も

【関連記事】「真面目で口下手、ユーモア、思いやりたっぷり」FA宣言に至った日本ハム32歳外野手の決断を球団OBも支持 「新たな野球を感じられる最終チャンス」

【関連記事】期待を裏切ったバウアー なぜ超大物助っ人は最後まで打ち込まれたのか? 首脳陣が証言した内情「全てが上手く行かないと塞ぎ込んでいた」【独占】

関連記事

「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP ユメロン黒川:寝姿勢改善パッド「nobiraku」 寝ている間が伸びる時間

腰が気になる方!腰まわりの予防に、試してみませんか? 寝ている間が、ととのう時間。 nobirakuはパフォーマンス向上の為の“大人のお昼寝”にも最適!

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム