藤川阪神、注目の「第2捕手争い」 日本ハムからベテラン捕手獲得の意図を近鉄OB、佐野慈紀氏が考察 「梅野も少しふがいない結果に終わった」

タグ: , , , , , 2025/11/24

 2023年、チームが日本一になった際には強気のリードで投手陣をたばねた梅野も今季は52試合に出場、打率.220、0本塁打、2打点と攻守で存在感を示すことはできなかった。

 今回、阪神に加入する伏見は今季、伊藤大海とのバッテリーで最優秀バッテリー賞を獲得するなど、キャリア豊富なベテラン捕手でもある。

 若手の多い日本ハム投手陣に対して細やかなケア、投手陣の意図をくみ取りながら緩急自在のリードで勝ち星をつけてきたとあって、その経験が阪神で生かされることも期待されている。当然、伏見の頑張り次第では、坂本に次ぐ「第2捕手争い」がよりし烈となっていくことも予想される。

 藤川球児監督率いる阪神では最強投手陣が来季も強みとなりそうだ。果たして大事な扇の要をどのように指揮官が起用していくのか。注目ポイントの一つだろう。

【さの・しげき】

1968年4月30日生まれ。愛媛県出身。1991年に近鉄バファローズ(当時)に入団。卓越したコントロールを武器に中継ぎ投手の筆頭格として活躍。中継ぎ投手としては初の1億円プレーヤーとなる。近年は糖尿病の影響により右腕を切断。著書「右腕を失った野球人」では様々な思いをつづっている。

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