「僕も調停寸前までいった経験がある」巨人プロ6年目、若手捕手の契約更改に近鉄OBの佐野慈紀氏がエール&カツ「厳しいことを言わせてもらえれば…」

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 そんな中で「ただ1つだけ厳しいことを言わせてもらえれば」と前置きした上で「1年間フルで1軍にいたこともない選手。まずは自分のやることをやって、結果を出して、もう好きなことを言うぐらいになったほうがいいよ、という風に思います」と球界OBからの目線でカツを入れることも忘れなかった。山瀬の1軍出場は通算で16試合。経験を積むことが必要な捕手ポジションにおいては、まだまだ研鑽も必要となる。

 プロの世界は厳しい。個人事業主として1年、1年の結果が求められる中、あせりも分かるが、まずはしっかりと地盤を固めることを求めたのだ。

 山瀬といえば、松井秀喜氏も輩出した名門、石川・星稜高校出身。高校時代は奥川恭伸(ヤクルト)とのバッテリーでも知られ、未来が楽しみなプロスペクトの1人でもある。

 今回思い切って声を上げたことでどういう結果に繋がっていくのか。自覚を持って取り組む来シーズンのパフォーマンスにも注目が集まりそうだ。

【さの・しげき】

1968年4月30日生まれ。愛媛県出身。1991年に近鉄バファローズ(当時)に入団。卓越したコントロールを武器に中継ぎ投手の筆頭格として活躍。中継ぎ投手としては初の1億円プレーヤーとなる。近年は糖尿病の影響により右腕を切断。著書「右腕を失った野球人」では様々な思いをつづっている。

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